書き方(持ち方)について
万年筆の持ち方は普段お使いのシャープペンシルやボールペンの持ち方とは少し異なります。
万年筆はペン先の構造上、普段の筆記用具の持ち方よりも少し浅い角度で寝かせ気味に持つと書きやすくなります。
細かくお伝えするならば、シャープペンシルやボールペンの筆記角度が紙に対して約80度であるのに対し、万年筆は約60度で持つと書きやすくなります。
シャープペンシルやボールペンは立て気味に持ち、少し高めの筆圧で書ため、ペン先側に重心がある方が書きやすくなります。
それに対して万年筆は寝かせ気味に持ち、低めの筆圧で書くため、ペン尻(後ろ)側に重心がある方が書きやすくなります。
キャップをペン本体の軸尻につけられるタイプの万年筆では、さらに重心を後ろにすることができます。
上記はあくまでもおすすめの書き方ですので、使う中でご自身にしっくりくる書き方・持ち方があればぜひ見つけてみてください。